西宮の上場企業「古野電気」の創業者の古野清賢さんが2024年6月26日(水)に享年99歳で逝去されました。
提供:古野電気株式会社
こちらは、古野電気が長崎に本社を構えていた頃の写真です。終戦直後、清賢さんと兄の清孝さんが、闇市で見つけた音響測探機を手に、新たな技術に挑戦していた時代のものです。
兄弟が手に入れた音響測探機から生まれた「魚群探知機」。これが、漁業に革命をもたらし、世界中の漁師さんたちの頼れる相棒になりました。
提供:古野電気株式会社
1964年(昭和39年)に本社を西宮に移転したばかりの頃の写真です。当時はまだ周りに何もなく、これからの発展を夢見ていた時代ですね。
現在の古野電気株式会社本社ビルです。世界シェア49%を誇る漁船向けの機器メーカーに成長し、古野清賢さんの努力と情熱が西宮に息づいています。
古野電気の最新ショールーム。ここでは最先端の技術と製品が展示され、古野清賢さんの革新の精神が今も感じられます。
先日の瓦木小学校での未来の子どもたちへのイベントを始め、地域、そして世界の海への重要な企業として発展しています。
古野清賢さんの情熱と努力が、今日の古野電気を築き上げました。その功績は漁業だけでなく、広く海洋産業全体に大きな影響を与えています。彼の精神は、これからも古野電気と共に生き続けることでしょう。
古野清賢さん、本当にありがとうございました。心よりお悔やみ申し上げます。