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ガーデンズの巨大オブジェがなんでこんな形なんか調べてきた

しゃちょ美@にしつー

今年のガーデンズのオブジェ、もう見ましたか〜?

こちら↓

「雪山?」「かき氷?」って声がいっぱい聞こえてくる不思議なオブジェ。

ちょっと気になったので、ガーデンズの過去10年分のクリスマスツリーの調査を開始したところ、超極秘資料を独自入手しました!※もちろんガーデンズさん公認で

こちら↓

2014年から2018年では、めっちゃ大きいのは共通してますがザ・クリスマスツリーって感じですよね〜


2019年、2020年も光の演出など進化しつつも、ザ・クリスマスツリーなテイスト。

ちょ!ツリーの数!でも2021年まではでしたが。

2022年↓

これは雪のお城!?

2023年↓

バルーンって発想がぶっ飛んでる!

で、今年↓

これは、バルーンが溶けた??

そんな過去10年分のガーデンズのシーズンオブジェの極秘情報をこっそり教えてくれたのは企画から施工まで手掛ける株式会社ウエムラの宮崎さん

株式会社ウエムラ [UEMURA]|ディスプレイデザイン・内装工事・展示会・クリスマス・イルミネーションより引用

株式会社ウエムラ」さんは元々、髪を飾る花かんざし売ってたんです。創業は1689年。江戸時代ど真ん中に誕生してる会社で、ガーデンズの館内装飾も手掛けてるんです。創業だと335年ですよ〜

そんなウエムラにガーデンズから「従来とは違う、クリスマスだけではなく冬の訪れを感じられるものにしたい」というリクエスト

複数のプランを提案した中で最も冒険したプランが選ばれたんです

資料より引用

クリスマスツリーというより冬のシーズンオブジェに様変わり〜

3本のミラー柱からみたいにキラキラくものが溢れ出して

クリスマスツリーという枠を飛び越えて、 冬=クリスマスだけじゃない。誰でも楽しめるものにしたい!そんなシーズンオブジェを目指して完成したんです〜

どんどん広がって、もはや枠からはみ出してるこれ

アルミホイルっぽいやつ

これはアルミホイルじゃなくて、厚みがしっかりしてるディスプレイ用資材とのこと。

一見、むちゃくちゃに見えますが、図面と睨めっこしながら、このシワを作ったそうです。すっご!!

こんな巨大なオブジェを作るのは大変だと思いますが、1番苦労したポイントを聞いてみると

この雪山の影の作り方。ええ感じの陰影を作る凹凸。これを作るのが1番苦労したそうです。試行錯誤もやりがいかもですよね


(時の旅人さん提供)
今回のシーズンオブジェの構想はから。実際の制作は9月からスタートしまして。


(時の旅人さん提供)
公開5日前に作成していたパーツを搬入し、閉店後に夜通し現地で組み立てたそうです。にしても、構想から公開まで半年以上もかけるんですね。すんごいプロジェクトを毎年やってはる〜

影と光の変化で、呼吸してる感じが、まるで生き物にも見える不思議なオブジェ。この音楽が個人的に心に沁みる

このオブジェ、ちょっと不思議ポイントがあって。光がふんわりってしてません?

「実は、ある仕掛けがあるんですよ〜」

ん?ある仕掛け?じーーー

2024年のガーデンズのオブジェでふんわりした光を作る方法はどれでしょう?

答えは〜〜





あ!!なんか四角いのついてる!!

「そうです!アクリル板をつけました」

なるほど!光を柔らかくするために、そんな工夫があったんですね。

こんなにすごいものを手掛けたのに、宮崎さんが何度も言ってたのが、「自分たちは裏方」って言葉。

「ほんの一部分をお手伝いさせてもらっただけなんです」なんてめっちゃ謙虚なんですが、この「裏方力」があるから、

こんなに輝いてるんですよね。誰でもみんな楽しめる。いろんな角度から楽しめる。西宮だけじゃなくて、全世界に見せたいガーデンズの冬のシーズンオブジェ。ぜひ体験してみてくださいね〜