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【調査結果】上ヶ原から阪急高架下の市場に行ける「お買い物バス」のこと【宮っこ探偵】

にこ@にしつー

読者のみなさんが西宮の謎を調べて探偵になれた気になるコーナー「宮っこ探偵」へようこそ。いや実際に探偵なんやけど。読者さん(宮っ子探偵)からの情報提供が入った時点で、どんどん記事が更新されるテイストになります。

@にしつーには日々たくさんの情報提供や、「~を調べて欲しい」などのメールをいただきます。

優秀な@にしつーメンバーですが、にしつーだけでは限界がありますので、読者さんに協力をお願いすることにしました~(^o^)/

宮っこ探偵さんへのお願い

今回の読者さん教えては、わんこさんからのご依頼です。

上ヶ原から阪急高架下の市場に行けるバスのこと

依頼内容のポイント

年代:昭和40年代後半(今から50年くらい前)
内容:上ヶ原周辺と阪急効果下の市場を結ぶ「お買い物バス」の思い出や写真はないか?

わこさん

50年位前、阪急高架下の市場と上ヶ原周辺を結ぶ「買い物バス」があったのですが、その頃のことをご存知の方、写真など残してる方いないですか?私がそのバス?のようなものに乗ったのは 現在のファミリーマート上ヶ原店辺りだったと思います


© OpenStreetMap contributors

阪急高架下には今でも、阪急夙川サンらいふ商店街ニューフタバサンモール商店街などがあります。

にしつー調査

@にしつー事務所には西宮の昔の写真が載ってる書籍が数冊あります。

もしかしたら「お買い物バス」って写真で残ってたりしないかな~と

ほんの少し期待して、ぶっとくてやたらと重い書籍をぱらぱら推定1.2キロ感覚的には3キロ

※書籍:西宮の今昔 p107より出典

阪神香櫨園駅と香櫨園海水浴場間で運行

お買い物バス 載ってる可能性あるかも~

※書籍:西宮の今昔 p110より出典

移動図書館「いずみ」号
自動車に蔵書を積み込んで各地域を巡回、昭和30周年を記念して実現

これは 期待 期待 期待大~

移動図書館が載ってるなら「お買い物バス」も載ってるはずーーー!!と思い、書籍を隈なく探してみましたが、載ってませんでした😭😭😭

宮っこ探偵からの情報

甲陵45さんからの情報

ふたばいちばのバスですね。オレンジ色の模様のバスでした。
私の記憶では昭和36年にはあったような当時仁川ゆりの町にすんでいました。
ゆりの町でもみかけましたよ。水道局の辺りで方向転換していたのかも。
今は宝塚市在住ですが元西宮市民の67歳のジジィです。生まれ育った西宮が大好きです。
オレンジ色と云うよりは朱色の様だった気がします。当時の阪急バスはボンネットバスで方向指示器も腕木式でしたね。阪急バスのカラーリングがお菓子屋さんで売っていた不二家フランスキャラメル(知らんやろね)の色使いが似ていて綺麗でした。
それに比べて双葉市場の買い物バスは何かダサい感じでした

市場の子さんからの情報
お買い物バスの件。
昔は今のココカラファインの所は駐車場でその横は阪神銀行でした。
阪神銀行と駐車場の境目辺りにお買い物バスのバス停があり、赤いバスだったと思うのですが双葉市場のお買い物バスがそこから出てましたよ。バスの形は普通のバスと同じでした。因みに私は50歳で小学生の頃の話です。

津田豊浩さんからの情報
確かにありましたね‼️ただ、これはまだ高架下アーケードになる前に阪急線より南側にあった『双葉市場』の側に古い型のバスと車庫があり、ここが始まりでしたね‼️
でもって、後に高架下に『双葉ニュータウン』との名称で、旧双葉市場から移転され、市場の西入り口よりさらに西側の高架下に新たにバス置場ができ、私の知る限り、初期のバスはオレンジ基調のボディーに対し、白基調のボディーのバスになってたように覚えています。
いつ頃まで存在したかは全くわかりませんが、徐々に市場自体が閉息に向かったのは確かですね😢昭和35年~57年までは清水町に住んでましたから、この辺りは『庭』ですね

※出典 西宮市の昭和 p62より

双葉ニュータウンに移転する前の「双葉商店街」のようす
匿名さんからの情報
阪急高架下の商店街のお買い物バスの件、私が幼稚園の頃だったか、1970年代後半には走っていたのを見た記憶げあります。
今のセブンイレブンイレブン西宮樋之池町店のあたりの道端に簡易なバス停がありました。
私も両親も乗ったことは一度もなく、いつしか廃止されたようです
バスは朱色みたいな感じだったんですね~めちゃ目立ちそう😀
Shan Oshimaさんからの情報
当時、阪急電車の高架下の171号線より西側の現さんらいふ商店街のある高架下に通り抜けのできる「双葉ニュータウン」という市場があり、買い物客向けに現CSバーガーさんのあたりから白地に赤いラインの入った「お買い物バス」が無料で巡行されていました。巡回コースについては阪神バスの”山手西回り”・”山手東回り”のルートに準じていたように記憶しています。この「双葉ニュータウン」はさんらいふ商店街より少し南の山手幹線あたりにあった「双葉市場」が移転してきたものでタワラ屋、なるみや、伊藤果物店、沢田文具店、など地域に馴染みの店舗がありました。

171号線から東側はニューフタバ商店街と呼ばれており今も何件か当時のお店が営業されています。

白地に赤いライン入ったデザインのバスも巡行されてたんですね😀
わんこさんからの情報

自分でも色々調べてたら、このような資料を発見しました。でも残念ながら、バスの写真が載ってませんでした…💦

依頼者のわんこさんから、めちゃくちゃすごい資料の情報をいただきました😀
わんこさんありがとうございます。
資料:高度成長期の阪神地域における日用品小売商業の展開と「買物バス」の運行

こちらの資料、THE資料でして😅活字が多いので@にしつーっぽくいきまーす😊

お買い物バスって市内では「阪急市場」「寿市場」「双葉市場」の3市場が運行しててんて~
※阪急市場(津門呉羽町)・寿市場(鳴尾里中)

双葉市場は畑の中に店舗があったみたい。
それで新しいお客さんを増やすためにバスの運行を開始してんよね
※1955年「お買い物バス」運行開始

そうそう!上ヶ原の周辺が住宅はどんどん増えていくのに、お買い物場所がなくて、だから上ヶ原地区を中心に「買物バス」の運行をはじめたみたいやね
最初は古いトラックを改造して「双葉買い物バス」って銘打って無料でお客さんの送迎をはじめたらしいわ~しかもちゃんとした運転手やったみたいよ
途中で双葉市場は今の阪急高架下に移転して双葉ニュータウンって名前に変わるねんね
※1969年4月双葉市場はそれまでの市場を閉鎖

運行から20年間、無事故で利用者もどんどん増えていったみたい~
10代目のバスは74人乗りやって~デカすぎへん😆観光バスなみの大きさやんね
※1975年7月に10代目のバスを購入

双葉市場は「買物バス」を東西各方面に1日それぞれ5往復巡回させててんて~。バス停はぜんぶで46ヶ所もあったらしい
なにがすごいって、このバスの車両購入費・運転手さんへの給与・維持費とかぜーんぶ双葉市場が負担してて、お客さんは無料で買い物バスを利用できたってことじゃない?
昭和50年代の初めころは、苦境に立たされる小売り市場が多くなってた中、双葉市場は市内の小売市場の中でもトップクラスの売り上げを記録してたらしいわ~お買い物バスの運行のおかげやろな~

双葉ニュータウンの買い物バスが好評で、神戸市の北区では同じように買い物バスを運行するところもあってんて~
双葉ニュータウンってすごかってんな~
でも色々あってお買い物バスの運行をやめたみたいやわ・・・

さいごに

@にしつーでは調べきれないことも、宮っこ探偵のみなさんのおかげで貴重な情報が集まりました。ありがとうございます。

今後も「昔あったあのお店のこと調べて~」とか「あの店のあの味の思い出を語りたいww」とか、ゆる~くお待ちしてます。

情報提供フォームLINEインスタでも教えてくださいね。

よろしくお願いしまーす。