これがわかれば西宮通(つー)が証明される「西宮クイズ」のコーナー。
今回のクイズはこちら↓
Q,西宮が起源の世界文化遺産(ユネスコ無形文化遺産)はなに
a.能楽
b.人形浄瑠璃
c.歌舞伎
d.落語
にしつー正答率100%
まだ答えを見ていないあなたもチャレンジ♪
(これは2020年のポスターです。ご注意を!)
西宮には「西宮能楽堂」がありますが、能楽は奈良県の新熊野神社が発祥の地のようです~
夙川の和菓子屋さん「成田家」。看板は歌舞伎役者で10代目の市川團十郎(いちかわ だんじゅうろう)さんが書いた「成田家」なんです。ちなみに歌舞伎の発祥は鴨川の四条河原らしい。
阪神西宮に月亭方正さんも来てる落語寄席「えびす亭」がありますが、落語の発祥は東京上野の下谷神社だそうな。
正解は、d.人形浄瑠璃です。
人形浄瑠璃の始まりは、西宮神社の境内で人形の舞を披露していた傀儡師(くぐつし)さんたちに由来するんです。(少し詳しくいうと傀儡師が、江戸時代に淡路島や四国に移って、人形浄瑠璃につながったとのこと)
にしても、傀儡師(くぐつし・かいらいし)って名前のインパクトがすごい!
そこで、みなさん~。
これを西宮神社の近くで見たことないですか?
こちら↓
名前負けしてない、その見た目
国道2号線から、西宮神社に向かう、えべっさん筋に入った右手にありますよね~。この銅像は当時の傀儡師。
そして現代の傀儡師↓
傀儡師は「えびすかき」といって箱にしのばせたえびす人形を舞わせながら全国にえびす信仰を広げた芸能でした。
室町時代ごろから、西宮神社ちかくの産所町あたりに住んでいたようで、明治時代に一旦途絶えてしまいました。
武地秀実さんが途絶えた伝統芸『えびすかき』を2006年に、140年ぶりに西宮の地で復活させました。西宮神社の各大祭で奉納演芸されたり、十日えびすでも見られた方も多かったかと。
そんな武地さんは、今年5月3日にご逝去されました。
人形良瑠璃の源流、えびすかきを浜脇中学校の学生たちが上映します~。
6月1日(土)
13時~15時(開場12:30)
場所:浜脇小学校 体育館
無料で見れますよ~
地図ではここ↓
住所は兵庫県西宮市浜脇町5-48です。
西宮発祥の伝統芸能が引き継がれるといいですね。