阪急夙川駅前のクリスマスツリーに今年もイルミネーションが点灯しました。
11月30日(土)には夙川自治会の主催で点灯式が行われました。
点灯式の様子がこちら↓
少し分かりにくいですが、人だかりの真ん中には夙川自治会の有志の子どもたちがいてクリスマスキャロルを合唱しています。
取材の方々も毎年来ていて、注目度の高さが伺えますね。
サンタクロースも来ているようです。
ちなみに点灯式の場所から見たツリーの風景はこんな感じです↓
さて、毎年夙川駅前に出ているこのクリスマスツリーですが、これには由来があります。
ツリーの隣に看板が出ていました。
こちらです。
オハラ夫妻は戦後すぐ来日し、夙川に住んでいました。
写真も残っています。
オハラ夫妻は戦後の復興を願って駅前の羽衣橋にクリスマスツリーを飾り、オハラ夫妻がアメリカに帰った後も地元の人々が引き継いで毎年羽衣橋にツリーを飾り続けました。
その後もオハラ夫妻と夙川の人々との交流は続きました。
当時はこんな感じで橋の欄干に飾られていました。
1983年に駅前が開発され、ロータリーが出来てからは今の場所に毎年飾られています。
詳しい事については西宮市の公式サイトに記載がありますので、そちらをご覧下さい↓
西宮市シティプロモーションポータルサイト「まなび、すむまち。にしのみや」
阪神淡路大震災の年にもこのツリーは変わることなく飾られました。
復興の願いが込められたこのツリーは昔も今も地元の人々を照らし続けているんですね。