苦楽園口駅からすぐ、苦楽園口通りからちょっと入ったところにある「うお慶」に行ってきました。
城崎出身の秋山さんが営む、こちらのお店のウリは、なんと言っても毎日産地直送!(毎日ですよ)
なんと、73歳のおばあちゃんが香住から届けてくれているそうです。
今回食べたのは、その日に獲れた「香住がに」が堪能できる、お刺身もついてる日本海定食 \3,500(税別)です。
「うお慶」日本海定食
日本海定食は、香住がに(かに酢)・造り3種・さざえ・味噌汁がつきます。
まずは、その日の朝に獲れた「香住がに」です!(小出しにしていきます😆)
かにはそのままで、十分な甘味があります!
このままでももちろんですが、自家製の「かに酢」がまたおいしいんです~
城崎出身の店主の秋山さん曰く、「子供の頃から食べている、おふくろの味」とのこと。
こちらは、定食についている「お造り」です。
本来は3種ですが、2人前注文をしたので「お造り」は6種にしてくださいました。
ちょっとしたことですが、人数に応じて臨機応変に対応してもらえるのは、うれしいですよね~。
こちらはさざえです。
さざえの内臓部分?黒いというか緑というか、あの部分は食べる派ですか?
わたしは、子供の頃から身より内臓部分の方が好きです😃
なので、あの黒い部分が出てこなかったりすると、すんごいショック!!
今回はばっちり!すっぽりとれて、ぜーんぶおいしくいただくことができました。
あとは、ごはんとお味噌汁がついてます。
お味噌汁には、大根とブリが入っていました。
ご飯の量はやや多めかな~、少食の方は、最初に「ごはん少なめ」って言うと良いかもしれませんね。
ままとわたしは、余裕で完食しました。
以上、3,500円の贅沢ランチでした!
わざわざ城崎の方に、かにを食べに行く交通費と時間のことを思えば。
西宮市内で「産地直送、その日に水揚げされたかに」が食べられると思えば。
とーってもお値打ちだと思います!!
実際、店主の秋山さんのお話によると、「苦楽園に行けばちゃんとしたカニが食べられる」と言って、大阪や奈良、姫路や加古川から「うお慶」さんに来られる方も多いそうですよ~
「うお慶」のメニュー
夜は、その日水揚げされたお魚によってメニューが異なるため、日替わりになります。
直接お店にお問合せください。
事前予約で、カニすき・ゆでガニも可能です。
※カニは甲殻類のため脱皮する生物です。脱皮したカニは身がしまっているが、カニミソがないのが特徴。
そのためかにすき用に加工しているとのこと。
ランチメニュー↓↓
カニすきセットメニュー↓↓
香住で造られている、日本酒「香住鶴」がいただけますよ。
「うお慶」の店内のようす
カウンター席もあります。
有名人のサイン色紙もいっぱい飾られていました~。
香住のカニが新鮮なまま、関西で食べられるようになったのには理由があった!
その昔、大阪方面から香住や城崎方面へカニを食べに行ったお客さんが、そのカニのおいしさのあまり、ぜひお土産にしたいという方が多くいたそうです。
当時は、今のように蟹を入れるケースや宅急便などもなく、カニを袋に入れて、汽車の外につるして大阪まで持って帰っていたみたいですよ。
しかし、停車駅でカニの盗難被害にあったり、トンネルの中に入るとカニがススで真っ黒になったりして、なかなかカニを良い状態で持ち帰ることが難しかったそうです。
そこで、ホテル金波楼は、宿泊のお客さんが到着すると、お土産の数を確認し、お客さまが帰られる日の朝に、カニを車で新大阪まで運び、新大阪でカニをお渡しするサービスを始めたそう。
そのため、今でも香住や城崎の方が、大阪までカニを運ぶのはごくごく一般的なことらしいのです。
と、店主の秋山さんが教えてくださいました。
他にも、カニに関することはなんでも教えてくれます。
そしてなんと、秋山さんは「香美町の観光大使」なんです!
カニ愛あふれるお話を、たーくさん聞けました~!!
「うお慶」の店舗情報
地図ではここ↓↓
住所は兵庫県西宮市南越木岩町7-26 ファストリバー1階です。
営業時間
ランチ 11:00~14:00(L.O 13:30)
ディナー 17:00~21:00(L.O 20:30)
定休日 火曜日
電話番号
0798-39-7162
座席
30席
喫煙・禁煙
完全禁煙
関連リンク
うお慶公式/食べログ
※天候により漁がない日など、営業ができない日があるため、行かれる方は事前にご確認ください
(※価格・メニュー内容・営業時間などは取材時のものです。最新の情報はお店に直接ご確認下さい)