25年前の阪神淡路大震災の際に、仁川百合野町で大規模な地すべりが発生しました。
私はすぐ近くの関西学院に通っていましたので、当時の事はよく覚えています。
その後、地すべりの現場は再び地すべりが起こることの無いように整備されています。
震災から25年経った今の地すべりの現場の様子を写真に撮ってきました。
地すべり資料館
地すべり跡地には資料館が建てられていて、観測システム監視棟も兼ねています。
資料館内部の様子は改めてご紹介しようと思います。
慰霊碑
地すべりの犠牲になられた方の慰霊碑があります。
地すべり跡地
広範囲にわたって地すべりが起こりましたが、その周囲に道が作られていて地すべり跡地を見学できるようになっています。
中腹の辺りには広場が出来ていて、現在では地元の方々の憩いの場になっています。
以上が周囲の順路に沿って歩いた様子です。
続いて地すべりが起きた斜面の様子です。
現在は整備されていますが、この斜面全てが地すべりの跡地です。
整備工事方法
地すべり跡地は様々な工法で整備されていて、その工法を紹介している立看板があります。
簡単に言うと「杭を打つ」と「水を抜く」という二つが地すべり防止の主な方法です。
今でも毎日地下水が出ているそうです。
ボランティアグループ「ゆりの会」
地すべり跡地は「ゆりの会」というボランティアグループによって様々な植物が植栽され、シーズンになると色んな植物が鑑賞できます。
現在は兵庫県の「県民まちなみ緑化事業」にもなっていて、県からも予算が出ています。
こちらがサークルの掲示板です。
このように色々な植物が植えられています。
今はシーズン外ですが、春になると色んな花が咲くと思います。
春が待ち遠しいですね。
ちなみに彼岸花が咲いた時の記事はこちらです↓