夙川公民館の横にある夙川公園(正式には夙川河川敷緑地)に、このような像があります。
私が子どもの頃からあり、当時は像に上ったり、像の頭をぺちぺちして遊んだりしていましたが、よく見ると詩が掘られています。
こちら↓
こちらは主に大正時代に活躍し、昭和2年に29歳の若さで亡くなった詩人、八木重吉の「幼い日」という詩です。
皆さんも子どもの頃には水や木の声が聴こえたのではないでしょうか?
像の隣には説明書きの石碑もありました。
少し見づらいですが、
幼い日の像(八木重吉の詩より)
「子供の幸福をねがい」
と書かれています。
八木重吉は一時期関西にいた事もありましたが、西宮との直接の関わりは不明です。
製作・寄贈された方々は、この詩のメッセージを後世に伝えたかったんでしょうね。
子どもの頃には「何だか不気味な像やな……」としか思っていませんでしたが、意味が分かると像の見え方も変わってきますね。
不思議なもんです。