西宮流(にしのみやスタイル)さん主催のイベント、「SOS団in西宮に集合よ!オーバー♪」が7月7日にいよいよ始まります。
これはアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズの舞台となった西宮が聖地として認定されることを記念して開催されるイベントです。
「涼宮ハルヒ」って何?「聖地」って何?
という声が聞こえて来そうですので、少し説明しますね。
涼宮ハルヒシリーズとは?
「涼宮ハルヒ」シリーズとは、角川書店から出版されたライトノベルのシリーズです(著者は谷川流)。
第一作は「涼宮ハルヒの憂鬱」で、そこから「涼宮ハルヒの溜息」「退屈」「消失」「暴走」「動揺」「陰謀」「憤慨」「分裂」「驚愕」……と続きます。
その後テレビアニメ化もされ、エンディングで登場人物たちが「ハレ晴れユカイ」を踊る映像のクオリティの高さ等が話題にもなりました(ちなみに私も踊った事があります)。
今回のイベントのタイトルにもなっている「SOS団」というのは、この作品に登場する団体名なのです。
実はこの作品には西宮を彷彿とさせる地名がたくさん出てきます。
またアニメ版では西宮の風景を驚くほど忠実に再現していて、以前よりこの作品の舞台は間違いなく西宮だと言われて来ました。
聖地とは?
元々は宗教的に重要な場所を示す言葉ですが、転じてアニメやコミックなどの舞台となった場所の事を示すようになりました。
その場所を訪れる事を「聖地巡礼」と言ったりします。
作品の舞台となった場所を訪れる事自体はかなり昔からありますが(西宮なら細雪や火垂るの墓などが有名ですね)、2000年代に入ってネットが普及するようになってからアニメファンの間で「聖地」という表現が広まったみたいです。
一説によると聖地巡礼の最初は「おねがいティーチャー」だと言われていますが、知りませんよね……
ということで、西宮はハルヒファンの間では聖地としておなじみだったのです。
当然の事ながら聖地巡礼に来るファンもたくさんいました。
しかし……
ところが、西宮市も角川書店も長い間この作品の舞台が西宮であることを公式には認めていませんでした。
その後、徐々になんとなく西宮が舞台だということを(ほとんど公認のような感じで)匂わせていたのですが、この度正式に第三者機関が聖地の認定をしてくれたのです。
その団体とは「一般社団法人アニメツーリズム協会」です。
この団体が毎年発表している「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」で、西宮が「涼宮ハルヒの憂鬱」で聖地として認定されたのです。
この団体の理事長はKADOKAWA(旧角川書店)の会長さんですので、角川書店公認と言っても過言ではないでしょう。
ようやく……ようやく認定されたのですよ!
2003年に第一作が発刊されてから苦節16年です、長かった……
まとめ
このイベントはそれだけの思いの詰まったイベントなのです(と思います)。
また情報が入り次第随時発信して行きます。
皆さんで盛り上げて行きましょう!!!!
(公式ホームページはこちら)
https://haruhi.info/