阪神香櫨園駅と阪急甲陽園駅の近くにあった灰皿が撤去されています。
灰皿があった場所
香枦園駅と甲陽園駅で灰皿が設置されてあった場所をお伝えします。
香櫨園
駅を南側に出たすぐのところにお店があり、灰皿がふたつ設置されていました。
そのふたつが両方とも撤去されたようです。
この辺と、
この辺です。
甲陽園
ハルヒでもおなじみの甲陽園です。
駅を出て右に行ったところにたばこ屋さんがあります。
この辺にあった灰皿が撤去されました。
駅の広報板には張り紙もありましたよ。
なぜ撤去されたのか
上の写真にも書いてありますが、簡単に言うと法律と兵庫県の条例が同時に厳しくなったのです。
一応説明しておきますね。
健康増進法
これは「みんなで健康に暮らしましょう」という法律です。
その中に受動喫煙についての項目があります。
受動喫煙とは他人が吸っているたばこを吸ってしまう事です。
この辺のルールが変わって、7月1日から少し厳しくなりました。
「たばこがいやな人も煙を吸っちゃうから、人がたくさん使ったり通ったりするところでたばこを吸ったらダメですよ」
「そういう場所に灰皿とかを置いたらダメですよ」
「言うことをきかない施設があったら、兵庫県とか西宮市でちゃんとやってね」
みたいな感じになっています。
受動喫煙防止等に関する条例(兵庫県)
法律は国のルールですが、条例は県や市町村のルールです。
上の法律を兵庫県にあわせてさらに細かく決めたのがこの条例です。
細かいルールがたくさん決めてありますが、これも7月1日から厳しくなりました。
「未成年や妊婦さんにたばこの煙を吸わせたらダメですよ」
「妊婦さんはたばこを吸ったらダメですよ」
「未成年や妊婦さんがたくさん通るかも知れないところ(通学路とか)でたばこを吸ったらダメですよ」
「そういう場所に灰皿とかを置いたらダメですよ」
「吸って良い場所とダメな場所が分かるように、ちゃんと表示してね」
「アイコスとかもダメよ」
という感じです(他にも細かいルールがたくさんありますが)。
ではどうすれば……
では愛煙家の方はどうすれば良いのでしょうか。
西宮市のルールでは、「歩きたばこはダメ」「喫煙禁止区域で吸ったらダメ」となっています。
つまり、周りに配慮してマナーを守れば、別に吸ってもかまわないのです。
香櫨園の場合なら携帯灰皿を持って少し離れれば、たとえば川沿いの公園などで周りに迷惑をかけずにゆっくり喫煙できると思います。
また、甲陽園のたばこ屋さんにはこのような張り紙がありました。
たばこ屋さんが一番つらいところだと思いますが、携帯灰皿を用意してくれるそうです。
甲陽園駅前は交通量も多いし、児童もたくさん通るのでなかなか吸う場所は難しいかも知れませんが、少し離れると公園などもあります。
駅に着く前に公園で一服するなどの工夫はできるのではないでしょうか。
まとめ
来年の4月にはさらにルールが厳しくなります。
それに向けて市内の色んなところでさらに受動喫煙防止に対する取り組みが進んでいくと思います。
「ルールで決められたから仕方なくやる」というのではなく、たばこを吸う人と吸わない人がお互いの事を考え、配慮できる西宮にして行きたいですね。