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古野電気サポートでヨットレースでも世界一周達成してる。語録がすごいからまとめた

しゃちょう@にしつー

古野電気のサポートでヨットレースでも世界一周達成されています。

達成された方はこちら↓
左の方がチームオーナーの中川さん、右の方がTEAM MILAI船長の鈴木さんです。

ちなみに中川さんは西宮出身です。

TEAM MILAI(チームミライ)って何?

「TEAM MILAI」とは「Globe40」という2人で乗る世界一周をするレースのセーリングチームのこと。セーリングとはヨットの競技みたいな意味です

今回、古野電気さんがスポンサーとしてTEAM MILAIのヨットに機材を提供。そしてそして過去、古野電気さんはセーリング業界の方々に機材を提供しています。

堀江謙一さん↓

古野電気で堀江謙一さんの歓迎イベントやってた。西宮のこと話してた

2022年7月4日

辛坊治郎さん↓

辛坊さんのヨットで使ってた古野電気のレーダーとGPS装置が西宮に帰ってきてる

2021年8月30日

世界一周でトラブルがすごかった

レース最初は順調に進んでいて、TEAM MILAIは最初ずっと1位だったんです。

ですが、その後のレースで相次いでトラブルが続きます。

  • シャチによる襲撃で舵が大破
  • キールという飛行機でいう翼の役割から異音で不具合
  • セール(帆)が破損(30時間縫い続けて修理)

こんな状況下にも関わらず、総合2位で進んでいました。

が、ブラジルに向かう、周りに山に囲まれた風が吹かない海峡を航海中。。。

未確認浮遊物体に激突!

船が損傷を受け、近く1000km先の港に移動。応急処置をしてアルゼンチンに移動するも、修理は35日!

ということで、もう順位ではなく、楽しく安全に走ることに切り替え。。。

無事世界1周を達成

世界の古野電気の機器。

GPSアンテナはオートパイロットを作動させる機器ですが、一度もエラーがないんだそう。

「本当に素晴らしい機器だと実感しました」と古野電気のみなさんの前でしみじみ語ってました。

未来のセーラー(ヨットに乗る人)からの質問で

「航海中に美味しかったのは何ですか?」のかわいい質問に

  • お茶漬け
  • かつお節ご飯

って回答がほのぼのした〜。

他にも、世界1周した人の「へぇ〜」ってなるものを置いておきます。今夜の雑学ネタにどうぞ

  • 最初の3日が船酔いできつい。2時間寝て2時間仕事というリズム(中川さん)
  • 3畳の空間で1ヶ月以上過ごすから、船は歩かない。だから筋トレ。階段昇降的な
  • トイレ、キッチン、シャワーもない。お湯はわかせる
  • 9ヶ月間、基本レトルト食品しか食べてないですが、めっちゃ健康
  • おにしのアルファ米は5年持つ
  • イルカはしょっちゅう見るので珍しくない。見慣れる。めっちゃ並走してくる
  • 雨雲がめっちゃ怖い。昼は見えるけど夜は見えない。古野の機器で予知可能
  • トイレはバケツ。動くバケツを押さえながら用を足す
  • 基本的に海外は英語がよく通じる
  • 楽しかった国はカーボベルというアフリカの島国。なんと雨降ったのは4年前だとか(中川さん)
  • 楽しかった国はアルゼンチン。なぜなら肉がうまい!赤みがうまい。人が優しい。環境もいい(鈴木さん)
  • レースに勝つコツはルーティングソフトでコースをどう決めるかが鍵
  • 時速20キロは船では早い速度
  • 60000キロ航海(世界一周は45000キロ)

動くバケツの図。

さいごに

こんな大変な航海をユーモアたっぷりに語れるのは、世界のフルノ、西宮のフルノの支えがあったからこそ。今後も最新のテクノロジー機器の開発できたらいいですね。