11月5日(火)に甲子園浜で行われた、西宮市総合防災訓練の見学に行ってきました。
たくさんの企業が参加していて、それぞれのブースでいろんな体験をしてきました。
地震被害をVR体験
国立研究開発法人防災科学技術研究所で「地震被害をVR体験」してみました。
BOXに目を近づけると、部屋のよすうが映し出され、左右に首をふってみるとお部屋全体を見渡せる感じです。地震で家具が揺れていました。体は揺れないのでなんか変な感じ。。。
ちょっと酔ってしまいそうだったので、顔を左右に振らずじっとしながら見るのが良いと思います。
171災害用伝言ダイヤルで録音&再生体験
災害用の伝言ダイヤルを実際に体験してみる。
171に電話をかけて「にこです。元気です。甲子園浜3丁目にいます。連絡ください」
と録音してみましたが、どれくらいのボリュームで再生されるかわからず
再生ボタンを押す勇気はありませんでした。
消火器体験
西宮市民共済生活共同組合のブースでは、消火器の体験ができました。
真面目に手順の説明を聞く。
黄色いピンを抜いて、ホースを外して先端を持つ。
レバーを強く握って放射!!
すごい勢いで空気がでました!!(体験なので空気が出るようになっていました)
消火器を使ったことがなかったのでとても良い経験になりました。
AED体験
AEDも初体験です。
機会が自動で指示を出してくれるので、耳を傾けて指示を待ってます。
心臓マッサージ。
正しくマッサージできていると、横についているボタンが点灯するしくみになっているのですが、しっかり体重をかけて押さないとぜんぜんボタンが点灯してくれない。
下手すぎて笑われてますねww
台の上で行っていたので、身長が足りず体重を掛けるのが難しかった~
これを数分間やり続けるのは大変!
と言うわけで、選手交代。
経験者のままは、すごい上手でボタン点灯しまくりでした。
土石流模擬実験
国土交通省六甲砂防事務所のブースでは、大雨を降らせて土砂流を発生させ
砂防があるとき~(ついつい551のCM風になってしまいます)
砂防がないとき~の実験が行われていました。
砂防がない場合
すごい勢いで土石や流木が流れ、一瞬で街が土石流に覆われてしまいました
こちらは、砂防がある場合の実験です。
土砂や流木は流れるものの、とても緩やかに流れていくため、被害が最小限に抑えられていました。
砂防の働きや重要性がよくわかる模擬実験でした。
一緒にこの実験を見ていた小さな男の子が、「きれいな石いっぱい集めてきたの~?」と質問をしていて、とってもかわいかったです!
詳しく知りたい方は、六甲SABOのHP「砂防堰堤の働き」を読んでみてください。
さいごに
たくさんの体験ができた「西宮市総合防災訓練」でした。楽しく学べて、ためになることばかりで、このような大規模な防災訓練を実施してくれて、ありがたいなぁと思いました。
訓練に参加している機関が多く、関係者の方がたくさんいらっしゃいましたが、一般の見学者は少ないように感じました。とてもためになる訓練なので、もっともっと参加する人が増えたらいいのになぁと思いました。