昨日、西宮神社の十日参り「とおかし」の合同記者発表会がありました。
では、はりきっていってまいりましょー。
西宮市が誇る和菓子職人さん↓
目次
「とおかし」とは西宮神社の十日参りの和菓子
西宮神社では1月の十日戎が有名ですが、実は毎月10日に「十日参り」というお祭りをしています。そのときに神前にご奉納する和菓子が「とおかし」です。
そしてその「とおかし」は「10日参り」に参列した皆さんに配られます。
「とおかし」は毎月10日に180名まで無料で配られます。まさにえべっさんからの福ですよね。
十日参りの祭典が始まるのは午前10時です。9時30分くらいに開場されるようです。
配られる「とおかし」が毎月変わる!
毎年4月から配られる「とおかし」は毎月変わります。
4月~来年3月(1月は無し)の11回が月替わりで和菓子が変わります。
4月10日(水) あおやま菓匠(あおやまかしょう)『えびす大福』
よもぎとアワのやわらかい大福です。大きな副がもらえそう。お菓子の内掛け紙には隠れ文字があるみたいですよ。
5月10日(金) 千鳥屋宗家(ちどりやそうけ)『えべっさん・鯛』
かわいいえべっさん。商売繁盛のササを持ってますよ。おとなりは鯛です。
あ、えべっさん食べた。
あああああー。
6月10日(月) 高山堂(たかやまどう)『目出鯛みかさ』
鯛の焼き印が押されためでたい(目出鯛)みかさ。もっちり食感の求肥(ぎゅうひ)が入っていますよ~。
7月10日(水) 爺菓舗(おきなかほ)『えびす餅・副だま』
きな粉のかかったえびす餅はくるみが入っています。緑の福玉はまっちゃ風味のもちっとした餅菓子です。
めっちゃわくわくしてる、にしつー@みい。
8月10日(土) 谷矢製餡(たにやせいあん)『えびす金鍔』
なんと、きんつばに酒粕(さけかす)が入ってるんです!お酒の街、西宮ですもんね。おとなりは栗入りきんつば。
すかさぐパクつく、にしつー@みい。
9月10日(火) 御菓子司 昇月堂(おんかしつかさ しょうげつどう)『めで鯛・宝舟』
鯛は練りきりこし餡で宝舟は紅白まんじゅうで使われている上用饅頭です。
10月10日(木) こはく『宝箱』
ひょうたんは西宮の地酒をつかってるそうです。真ん中の宝舟は味はマロングラッセ、食感は生チョコなんです。
至福を感じる、にしつー@みい
11月10日(日) 菓一條栄久堂吉宗(かいちじょうえいきゅうどうよしむね)『境内・鯛』
かわいらしい鯛で食べられない人が続出しそう。奥は上用饅頭で境内を表したような図柄を使用。
12月10日(火) 君栄堂本舗(きみえいどうほんぽ)『ときわの宮』
レーズン生地で粒あんで包んだ焼き菓子と、黒糖生地にはレーズン入りの白あんでシナモンがまぶしています。
2月10日(月) 甘辛の関寿庵(おおぜきせきじゅあん)『御神酒まんじゅう』
生地に大関の大吟醸が練りこまれている。アルコールは入っていないので安心して食べられます。
3月10日(火) 成田家(なりたや)『えびす舞』
えべっさんの最中。月ごとに「小倉」「粒あん」「こしあん」で変わるそうな。紅白の最中はゆずと桜のはちみつのあん。
どれもこれも個性があふれて、おいしそう!
西宮神社内のおかめ茶屋でも販売します
無料配布で180名にもれてしまった方、どうしても食べたい方は安心して下さい。西宮神社境内にある「おかめ茶屋」でその月の「とおかし」が限定30個が販売されます。
もちろん各店舗でも販売
毎月10日に各店舗ではその店舗の「とおかし」を販売しています。月が違っても、買えますので安心ですね。
また、6月ごろに「初夏のとおかしまつり 」、11月ごろに「秋のとおかしまつり 」を西宮神社境内で開催し、販売します。そのときは全11種類すべての「とおかし」が買えるチャンス。和菓子好きなら、その日を狙ってもいいですよね。
今年は西宮阪急で販売します
1月を除く毎月10日に西宮阪急の1階食料品売り場「銘菓銘品日本の味」にて、月替わりの「とおかし」を20個限定で販売するようです。
毎月十日はとおかしの日
西宮の和菓子をPRする「西宮和菓子ブランド発信事業実行委員会」が中心となって始まったのが「とおかしプロジェクト」です。
西宮和菓子ブランド発信事業委員会の方々↓
にしつーで取り上げた、成田屋さん、谷矢製餡さん、菓一條栄久堂吉宗さんも「とおかしプロジェクト」の一員です!
西宮和菓子ブランド発信事業委員会のホームページでとおかしのことが詳しく書かれてみます。
西宮神社の吉井宮司から奉納和菓子の認定証の贈呈されるあおやま菓匠さん
谷矢製餡の清水会長も写真撮影していただきました!
4月10日は水曜日。お時間がある方は西宮神社に十日参り行ってみてはいかがでしょうか。