西宮ふるさと民話『こしき岩のいかり』で、
今から400年ほど前、大阪城の石垣を作るため大きな石を探し手柄にしょうとして甑岩を見つけたお殿様がいました。
村人たちは、この岩は昔から白い龍が住む岩でどんな祟りがあるかわからないからやめて欲しいとお願いしました。
それでもお役人たちは、大勢の石切り職人を連れてきて作業を始めました。
すると、今にも割れそうな岩の間から真っ白なけむりが立ちのぼり、やがて岩と共に石切り職人たちは転げ落ちてしまいました。
これを見ていた役人は、岩を切り出すのをやめ甑岩は運び出せなかったと言い伝えられているそうです。
祠の向こう側に見えてるのが神社の御神体の甑岩(酒米を蒸す時に使うコシキと言う道具に似ていることから名前が付けられました)
御神体である岩の大きさは、
周囲約40m高さ10mもあります!
ぐるっと回ると確かに石を切り出そうとした跡があります!
上の方がこんな感じ…
こんな看板があり、
岩を切り出そうとしていた城主の刻印も残っていましたヽ(^。^)ノ
言い伝えが目に見える形で残ってるなんて、ちょっとすごくないですか?
場所はここ↓
住所は、西宮市甑岩町5-4
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