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夏なので幼児の手足口病が増えてきてる

しゃちょう@にしつー

西宮市内で手足口病の患者が増えてきています。

こちら↓

西宮市医師会 6月9日~6月15日の西宮市感染症発生状況からキャプチャー(2019/6/18)

手足口病は7月下旬がピーク

毎年、夏を中心として発生し、7月下旬に流行のピークを迎えます。

手足口病に関するQ&A|厚生労働省

毎年、夏、6~8月に流行するようです。

5月12日~18日↓

2019年西宮市では

5月が8人 → 6月が70人

ですから、先月と比べて約9倍も手足口病の患者が増えています。

夙川・北夙川エリアに多い

西宮市内の手足口病患者は夙川・北夙川エリアが19人と1番多くなっています。(単に子供が多いのかも)

次に多いのは上ヶ原南・広田と鳴尾・甲子園浜も8人ずついます。

手足口病とは夏に流行する

手足口病は、口の中や、手足などに水疱性の発疹が出る、ウイルスの感染によって起こる感染症です。子どもを中心に、主に夏に流行します。

(中略)

例年、報告数の90%前後を5歳以下の乳幼児が占めています。

手足口病に関するQ&A|厚生労働省

西宮市でも手足口病の患者のうち5歳以下が全体の92%を占めます。

9歳までを含めると100%が患者ですので、やはり子供が中心です。

幼児が感染しやすい

感染経路は、飛沫感染、接触感染、糞口感染(便の中に排泄されたウイルスが口に入って感染することです)が知られています。

手足口病に関するQ&A|厚生労働省

厚生労働省の情報によると、幼児は保育施設、幼稚園の集団生活が理由の一つと書かれています。

要するに、舐めたり、いろいろ触った手を口に入れたりするので、それが原因ということですね。

ですので、なかなか予防というのは大変なのではないでしょうか。

症状は

感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます。発熱は約3分の1にみられますが、あまり高くならないことがほとんどであり、高熱が続くことは通常はありません。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る病気です。

手足口病に関するQ&A|厚生労働省

手足口病というその名のとおりに、手や足、そして口の中に発疹が出る病気のようです。

手のひらとか、口の中とか、あまり発疹が出ないところに出ますのでわかりやすい症状ですね。

こちらのGoogle画像検索結果をご覧いただければ、なんとなくわかると思います。(苦手な方は見ない方がいいかも)

熱はあまり高くならないようです。

しかし、まれですが、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症のほか、心筋炎、神経原性肺水腫、急性弛緩性麻痺など、さまざまな症状が出ることがあります。

手足口病に関するQ&A|厚生労働省

高熱、嘔吐、頭痛、意識に問題があった場合は注意が必要のようです。

インフルエンザのように髄膜炎や脳炎などの重症になることもあるので、しっかりと医師の診察を受けられることが安心です。

いつ治る?

多くは3~7日で発疹が消失し治癒します

夏に流行する感染症について|西宮市ホームページ

1週間以内で治るようです。

ただ症状がなくなって最大で1か月は便からウイルスが排泄されるようですので、手洗いはしっかりですね。

さいごに

ワクチンもありませんし、幼児さんがかかりやすい病気ですので、なかなか予防は難しいですが、怪しい発疹などの症状が出ましたら病院に連れて行ってくださいね。その他、夏に流行しやすい感染症を西宮市のホームページでとっても簡潔にまとめていました。ご一読を。