前回の記事はこちら↓
さて、いよいよ活動が開始する訳ですが、まずは概ね以下の二つを並行して行うことになります。
1、作る楽曲のイメージを膨らませる
2、自分の声を知り、曲を歌えるようにトレーニングする
曲を作る!
ミュージックプラネットにはマネージャーの方がいて、その方とやり取りを繰り返しながらこの二つを進めていきます。
前回も書きましたが、このオーディションはレコード会社やプロダクションでもなければ、専門学校やミュージックスクールでもありません。
全部用意してもらえる訳でもなければ、一から手取り足取り教えて頂ける訳でもありません。
当然、自分が主体となって活動していくのですが、私の場合はそこまで深く考えていませんでしたからね……
自分に曲作りなんて出来るんでしょうか……
質問に答えながらイメージを膨らませる
まずは曲のイメージを膨らませるためにいくつかの質問がマネージャーから届きます。
「好きなアーティスト」「希望ジャンル」「カラオケの得意曲」「歌いたい曲に近い既存の曲」「歌いたい曲調」「活動歴」……
こういった数多くの質問に答える形で自分の中のイメージを膨らませて行く訳ですね。
でも、改めてじっくり考えてみると中々回答が難しいです。
好きな曲と得意な曲は違うし……
苦労しながら回答していくと、さらに突っ込んだ質問が届きます。
「好きな曲の好きな部分を具体的に」「曲を通じて伝えたいテーマは?」「そのテーマを選んだのはなぜ?」「そのテーマについての具体的なエピソード」……
そこまで考えていくと、「本当にこのテーマで良いのかな……」と不安になってきます。
曲を作るって大変……
でも、質問に対する答えを考える中で、少しずつイメージは膨らんできます。
曲作りは人生を振り返る作業
結局、自分の人生をもう一度最初から見直していく事になりますので、けっこうな労力がかかります。
でもこんな機会が無いと人生をじっくり振り返る事なんて無いでしょうから、これはこれで良い経験ですよね。
自分の中の色んな体験やエピソードを色々と引っ張り出してきて、その中から誰に何を伝えたいのかをじっくりと考えます。
現在、その作業が着々と進行中ですが、一体どんな曲が出来るのでしょうか?
私自身も楽しみです!
さて、この作業と並行して、自分の声を客観的に認識する為のボイストレーニングを受ける事になります。
(つづく)