1月9日・10日・11日の3日間
十日えびすが斎行された西宮神社。
その残り福である1月11日に
人形芝居えびす座による人形芝居「十日えびす芸能鑑賞」が
西宮神社の西宮神社会館で上演されました。
その様子をみやたまとみーでお届けします!
西宮神社の場所はというと…。
阪神西宮駅から徒歩約5分のところ。
そして、人形芝居が上演された場所は
赤い丸印がある、西宮神社会館です。
この建物が西宮神社会館。
西宮神社会館の2階に行くと…
このキレイな会場で
人形芝居えびす座による
「十日えびす芸能鑑賞」が上演されました。
席につくと…
あったかい緑茶とえべっさんの似顔絵のどら焼きが!!
どら焼きと緑茶でほっこり幸せになっていると
AM 11:00に人形芝居「十日えびす芸能鑑賞」スタート!
最初に始まったのは
二人遣いによる「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」。
五穀豊穣を祈りながら、土地を踏み鳴らし
天地の神々を呼び起こす人形遣いで演じる伝統芸能。
そして、次に始まったのが
えびすかきの「えびす舞」。
えべっさんは、全ての人に福を与えようと
鯛を釣ろうと釣りに出かけます。
どんなものが釣れたのかというと…
今年の干支のイノシシが釣れたり…。
昭和のオリンピックの頃の空き缶が釣れたり…。
そして、最終的に鯛が釣れて大喜び!
大喜びのえべっさんは
大好きな御神酒を召し上がります。
酔ったえべっさんは、歌に合わせて舞い踊り
すべての人たちに
大きな福を授ける、という人形芝居。
人形芝居えびす座は
明治時代に廃れた、西宮の傀儡師(くぐつし)の
「えびすかき」と呼ばれる人形廻しの
再興プロジェクトを発起しました。
西宮発祥の傀儡子(くぐつし)は
正月にいろんなお家に
人形を使って回り歩く芸人のこと。
(参考:人形芝居えびす座)
淡路島や徳島県の人形浄瑠璃は伝統芸能として知られていますよね。
しかし
西宮の人形芝居は
そういった人形浄瑠璃の故郷ともいわれている「えびすかき」。
西宮の「えびすかき」を
貴重な地域文化遺産として復興させるため
現代の人形芝居、「えびすかき」として
人形芝居えびす座が再現しています。
福をね、皆さんに一緒に福分けするとき
皆さんがステキな笑顔
いい顔をするんですよ!
人形芝居を見ながら、やりながら、皆さんが笑顔になってくれることが
私の醍醐味ですね。
そして、この人形芝居えびす座は
毎月10日の十日参りに
西宮神社の境内で
人形芝居を上演しています!
そして
観劇無料なので、ぜひ西宮の伝統文化を味わってほしいです。
人形芝居えびす座による
人形芝居の上演予定は、こちら。
そして、私たち
みーとみやたまの感想はこちら。↓
途中で人形の目が変わって、少しビックリしました(笑)
最後によく見たら
表情が変わる人形だったんだなと気づいて、ホッとしました(笑)
えびす舞は、すごく面白かったですね!
笑えるところが沢山あって、なんだかほっこりしました♪
終わったあとに
えびすさんが頭をポンポンしに来てくれたのは
嬉しかったですね〜!
福をもらった感じがすごくあります!
人形といえ
人形にも魂が宿るという話もあるので
商売繁盛に期待(*ˊᗜˋ*)
平成のえびすかき、本当に見ごたえあるし
西宮の歴史的文化に触れたこと、楽しい人形芝居を見れたことが
めっちゃ嬉しい!!
あったかい気持ちになれたので
人形芝居えびす座に感謝です♪
人形芝居えびす座の皆さん、ありがとうございましたー!!
西宮以外に、人形芝居えびす座は
全世界でも人形芝居を上演されています。
昔のご先祖様たちのおかげで、今の現代があります。
忘れ去られることなく受け継いでいきたいものですね。