西宮が誇る日本最古の灯台、「今津灯台」の横に謎のツインタワーが建設されています。
こちらです↑
地図ではここ↓
今津灯台のすぐ南側です。
なんて高い!
かなりできあがってきていますね!
近くまで寄ると、なかなかの迫力です。
コンクリートの基礎が見えます。とても頑丈そうですね!
こちらが工事車両の入り口です。
掲示板に工事に関する情報が記載されていました。
「兵庫県港湾高潮対策事業」
調べてみると、津波が川をさかのぼり、広い範囲が浸水するのを防ぐための「水門」を作っているようです。
このツインタワーは「水門」だったのですね!
兵庫県は、南海トラフ巨大地震で西宮市に最大3・7メートルの津波が押し寄せると想定しており、そこから市民の命を守るための対策とのことです。
平面図はこちら↑
さいごに
今津灯台については、持ち主の酒造会社「大関」が移設を検討しているそうです。
新しい水門の内側になるため、航路標識である灯台として使い続けるためには、沿岸に出す必要があるからです。
西宮市民の命を守る「水門」、西宮の歴史・文化を守る「今津灯台」。両方、大切に後世に残せることを一西宮市民として願っています。