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兵庫県洋菓子協会「第61回クリスマスケーキコンテスト」で「ケーキハウス ツマガリ」「エルベラン」「パティスリー ベルン」の皆さんが入賞!

だぁ@にしつー

兵庫県洋菓子協会が毎年開催している「クリスマスケーキコンテスト」が今年も11月14日に神戸で行われました。

西宮の事業所からも毎年多くの皆さんが出品されています。

という事で、今回は西宮を飛び出し、神戸の「北野工房のまち」に行って来ました!!

会場の様子

こちらの「北野工房のまち」の3階でコンテストと作品の一般公開が行われています。

行ったのが14日の15時前だったのですが、ちょうど表彰式が始まるようです。

早速、会場の3階に上がります。

すでに審査は終了していて、今から表彰式が始まるところのようです。

出品された作品がたくさん並んでますね。

こちらが審査員の皆さんです。

先日「西宮洋菓子園遊会」でMCをされていた「エルベラン」の柿田シェフの名前もあります。

舞台上では表彰式が進んでいます。

西宮の事業所からも多くの皆さんが入賞されていましたので、後ほどご紹介したいと思います。

審査員を代表して「ケーキハウス ツマガリ」の岩佐シェフから講評がありました。

入賞された皆様、審査員、役員、来賓の皆様の集合写真です。

西宮から入賞した作品の紹介

それでは入賞した作品を紹介します。

第1部から第5部までの部門に分かれているのですが、第1部と第3部で西宮の事業所からの入賞者がいらっしゃいました。

コンテストのルールや審査基準などの詳細は下記の公式サイトをご覧下さい↓
兵庫県洋菓子協会公式サイト

第1部 デコレーションケーキの部A(経験年数5年以上)

・第1位/兵庫県知事賞/最優秀賞
ケーキハウスツマガリ
平井 晶子

・第2位/神戸市長賞/優秀賞
ケーキハウスツマガリ
梅田 憲男

ツマガリさんのワンツーですね、さすが……

この作品は全て製菓材料でできています(接着や着色も)。

スポンジケーキにマジパンをかぶせ、ホワイトチョコレートでコーティングした土台の上に、マジパンやパスティヤージュなどで作った作品が乗っています(飴細工は使っちゃダメみたいです)。

技術力や作品の造形はもちろん、土台の形やツヤ、全体の色彩や大きさのバランス、パイピング(線描き)の美しさ、独創性、テーマ性などを総合的に審査し、点数がつけられています。

第1部 デコレーションケーキの部B(経験年数5年未満)

・第1位/兵庫県知事賞/最優秀賞
ケーキハウスツマガリ
皆川 千織

・第2位/神戸市長賞/優秀賞
ケーキハウスツマガリ
太田 健

・第5位/兵庫県技能士会連合会会長賞/優良賞
ケーキハウスツマガリ
飛田 遥

・第8位/兵庫県洋菓子協会会長賞/優良賞
エルベラン
梅本 すず

・第9位/兵庫県洋菓子協会会長賞/優良賞
エルベラン
田中 萌子

・ワンポイントビューティフル賞
株式会社ベルン
大石 和佳奈

・ワンポイントビューティフル賞
エルベラン
鎌田 理愛

・ワンポイントビューティフル賞
エルベラン
津村 実来

何とこちらの部でもツマガリさんのワンツーでした。

基本的なルールや審査基準はA(経験年数5年以上)と同じですが、B(経験年数5年未満)の方は周りにバタークリームの絞りを入れるのが必須だそうです。

洋菓子作りの中で基礎になる技術だからでしょうか。

もちろん絞りの美しさやバランスも審査されますが、上位入賞作品はどれも絞りがきれいですね。

ワンポイントビューティフル賞というのは惜しくも入賞には届かなかったものの、何か一部分でも光る物があった作品に贈られる賞だそうです。

第3部 キャンディアートの部

・第1位/兵庫県知事賞/最優秀賞
ケーキハウスツマガリ
森田 翔子

・第2位/神戸市長賞/優秀賞
ケーキハウスツマガリ
阿部 淳一

・第4位/入賞次点
株式会社スタジオ・シュゼット
野末 日菜子

何と何と、ここでもツマガリさんのワンツーでした!!

さすがに衝撃ですね……

このキャンディアートの部は飴細工です。

砂糖を煮詰めて作った飴を着色し、型に流して固めたり、手で引っ張って色んな形を作ったりして作品を作ります。

特に手で引っ張って作る飴細工(引き飴といいます)は、何回も引っ張っているうちに細かい気泡を含んでいって、独特のツヤが出てくるのが美しさの特徴です。

見てると簡単そうなのですが、とても熱いし、冷めると固まってしまうし、固まると割れてしまうし、思うように飴を扱うのは本当に難しいです。

飴細工は職人さんがもっとも腕を見せられる、洋菓子技術の花形ですね。

その他の受賞者や順位はこちらをご覧下さい↓

西宮から入賞したパティシエ・パティシエールの皆様

取材に行った時がちょうど表彰式だったので、表彰式後の入賞者の皆様を撮影させて頂きました。

入賞者全員を撮影する事はできなかったのですが、せっかくなのでご紹介したいと思います。

お店で買うケーキは、もしかしたらこの方々が作ったケーキかも知れませんよ。

デコレーションケーキの部Aで最優秀賞に輝いたツマガリの平井さんです。

サンテレビが取材に来ていて、生放送でインタビューを受けられていました。

生放送出演後に写真を撮らせて頂きました。

同じくツマガリの皆さんです。

真ん中がキャンディアートの部で最優秀賞の森田さん、右がデコレーションケーキの部Bで最優秀賞の皆川さん、左が優良賞の飛田さんです。

キャンディアートの部で優秀賞のツマガリの阿部さんです。

デコレーションケーキの部Bで優秀賞のツマガリの太田さんです。

こちらはエルベランの皆さん。

デコレーションケーキの部Bで優良賞の梅本さん、田中さん、ワンポイントビューティフル賞の鎌田さん、津村さんです。

デコレーションケーキの部Bでワンポイントビューティフル賞のベルンの大石さんです。

ベルンからは大石さん一人だけ出品されているそうです。

孤軍奮闘ですが見事な受賞ですね。

ちなみに大石さんは甲東園店にお勤めだそうです。

最後に

まずは受賞された皆さん、本当におめでとうございます!!

皆さんのますますの活躍を心から願っています!!

コンテストは洋菓子作りの様々な技術を継承し、互いに研鑽する事でより高めていくという意味合いがあると思います。

でもコンテスト自体は洋菓子屋さんの通常業務ではありません。

コンテストに出品される皆さんは日々の仕事が終わってからそれぞれの作品を作ったり技術を練習したりしている事でしょう。

出品するだけでも大変なコンテストに挑戦しようと思うのは、ひとえに職人さんの気概ではないでしょうか(職場の理解や協力ももちろんですが)。

西宮にそういった職人さんがたくさんいらっしゃるのは、私たちにとって嬉しい事ですよね。

にしつーではこれからも西宮の若い職人さんたちを応援していきたいと思います!!

なお、コンテストの作品は神戸の「北野工房のまち」で17日(日)の16時まで一般公開されています。

興味のある方は是非行ってみて下さい。